池田 昂一郎さん

池田 昂一郎さん

池田 昂一郎イメージ

大切なのは、先生に言われたからではなく、自ら受験勉強に取り組みたいかどうかです。

池田 昂一郎平成26特進コース

香川大学 工学部

シャープ株式会社
Smart Appliances&Solutions事業本部
仕事内容:電子基板の設計、評価、開発

突然の質問ですが、皆さんは高校生活で何をしてみたいですか?
恋愛?勉強?部活?それとも、就活に向けての資格取り?どれも大切な指標ですね。
もう10年前になりますが、私は大阪偕星高校の特進選抜コース(現在の特進コース)1期生として入学しました。私が当時、この高校を志望した理由は、高校3年間は受験勉強に集中すると心に決めていたからです。特進コースには、通常の授業の他に放課後講習や勉強合宿など、徹底して勉強する環境が整っています。ただ、注意して欲しいのが、この学校に来たから、勉強する時間がたくさんあるからと言って大学に受かるという訳でもありません。
大切なのは、先生に言われたからではなく、自ら受験勉強に取り組みたいかどうかです。大阪偕星高校では、少人数授業制度を取り入れていることから、主体的な学生にとっては支援が手厚いものとなっています。中学3年生になり、進路を考えたり、受験勉強を始めたりで大変な時期ですが、自分は将来何をしたいのか?そして、その目標を支えてくれそうな学校、進路はどこなのか?そんな視点で自分の進路を考えると良いのではと思います。

さて、ここからは特進コースや進学校に進み、大学進学を考えている方に向けて、大学生活とはどんなものか、少しだけ紹介させてもらいます。
大学生活はどんなものか?人によって、様々な意見があると思いますが、私にとっての大学生活は、自分の好きを極めていける、そんな場所でした。
当時の私にとっての好きは、オームの法則などの数学的な計算と海外の人との交流です。
高校卒業後は、数学的な計算を活かして、人々の生活を支えていけたらなと思っていた私は、香川大学の工学部に入学し回路方程式やプログラミングなどを学んできました。
大学3年生からは、自分の専門をより深めるための研究活動というものがあり、そこでも自分の興味を突き詰められたと感じています。
また、高校卒業当時は、I don’t knowも言えないくらいの英語レベルでしたが、海外の人とシェアハウスしたり、海外に行ったりして、なんとか英語も話せるようになりました。
英語は受験・ビジネスで必須だから勉強しなさいと言われますが、異なる考え方・価値観を持った人達と出会えることが私の好きであり、魅力に感じている部分です。
ここでは、マジメな大学生活しか紹介できませんが、自分の興味や好きなことにチャレンジできる場所、それが私にとっての大学生活です。

どうでしょうか?皆さんも少しは大学生活をイメージできるようになったでしょうか?
将来やりたいこと、チャレンジしたいことを見つけるのは正直難しいことですが、自分のワクワクする将来を想像してみてください。
そこから逆算して、この大学に行くには、この高校に行った方がいいのかな?という感じに将来を思い描いてください。
きっと、その高校が貴方の志望校です。
高校受験ファイトです!

(尼崎市立大成中学校出身)

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