【特別回(希望制)】生きかたゼミを実施しました
2025.10.17
今回は「タイガーモブ」共同創業者の古田 佳苗さんをお招きし、生きかたゼミが行われました。
「タイガーモブ」とはアジア新興国を中心にアフリカや南米などの急成長する国や地域で、高校生や大学生などの若者を中心に海外インターンシップに挑戦する機会を提供されている会社です。
古田佳苗さんはなぜ今の活動を始めたのか?どんな思いで続けているのか?をご自身の感情を実体験を交えながら生徒に伝えてくださりました。
中高生の時は、自分が置かれている環境で「辛いな」「嫌だな」と思うことがあっても受け入れるしかないと思っていた。それでも「自分の人生を、周囲の環境のせいにしたくない」という思いはずっとあって、それをバネしていった。そんな思いで努力したことが実った時には希望になった。
「自分の人生を生きるなら社会の役に立つことをやりたい」
もともとソーシャルビジネスや社会起業家に憧れを抱いていて
大学生の時に、興味本位で入った海外インターンシップ団体のサークルがきっかけでインドに行った。
そこでは、ホームレスの子に物乞いされたり、路地裏で寝ている人がいたり、、、想像を絶する光景を目の当たりにし、「怖い!!」と感じた。
「社会のために何かしたい!」と思っている自分が「怖い」と思って何もできなかったときの“虚無感”は今でも忘れられない。
その経験を古田さんはさらにバネにしていく。
「何もできない自分だけど、目の前のやりたいことに、一歩踏み出すことはできる」
そう思って、海外に行って何か気づきを持って帰ってくる人を増やす手伝いをすることに決めて、当時のスケジュール(バイト・恋愛・遊びなど)をすべて真っ白にした。就職内定も辞退した。
たくさんの国や地域に行って、カッコイイ大人にたくさん出会った。出会ったカッコイイ大人はやりたいことに全力投球だった。自分はアリみたいな小さい存在だと感じながらも「アリはアリなりに全力でいこう」そう思いながら無駄な不安は削ぎ落としていった。
そうして「世界を舞台に若者の挑戦を支援する」の思いにいいなと思ってくれる人がいればと思って立ち上げた「タイガーモブ」に古田さんは全力投球した。
古田さんはこれまでの経験を基に生徒に伝えたいことを、わかりやすく3つにまとめてくださりました。
①変数に集中
自分で変えられるものに目を向ける。
「友達のことは変えられない」けど「友達とどう接するかは変えられる」
「過去は変えられない」けど「未来は変えられる」
②若いうちは視野をいかに広げるか
古田さんは海外に興味があったから海外に行った。それでも行動しなかったらこれまでの体験や関わりは生まれなかった。
③幸せのカタチはそれぞれ
「LOVE &PEACE」or「MONEY」どちらかしか選べないとしたらどちらが大切ですか?
男子と女子でも意見が分かれるかもしれないし、友達でもそれぞれ違う。
自分自身のタイミングによっても違う。
自分なりに、そのタイミングで「幸せ」と感じるものをもっておくことが大事。
古田佳苗さんから力強いパッションを感じさせる言葉一つひとつに生徒たちは勇気と希望をいただきました。
古田佳苗さん、素敵な時間をいただきありがとうございました。
「生きかたゼミとは」
3年間で30人の輝く大人に出会うをコンセプトに、
毎回いろんな方々が大阪偕星に来て、自身の高校時代や
今の生きかたについて語ってもらっています。
「古田 佳苗さん」
タイガーモブ共同創業者。神戸大学在学中、国際NPOでの活動やインドでのインターンを経験し、“自分の人生が面白くなる方向に舵を切る”ことの大切さに気づく。卒業と同時に「タイガーモブ株式会社」を共同創業。高校生や大学生がそれぞれの国・地域での社会課題に挑戦するプログラムを次々と立ち上げ、これまでに42カ国・4000人以上の若者に挑戦の機会を届けてきた。現在は行政や大学と連携した海外研修にも力を注ぎながら、若者が“自分らしさ”を発揮し、社会とつながるキャリア支援に取り組んでいる。





