おもゼミ【マスコットキャラゼミ】開講レポート

本校で新たに開講された「おもゼミ」のレポートの続編です。今回は「マスコットキャラゼミ」についてご紹介します。
このゼミは、プロのノウハウを持つアコーダー株式会社が監修したゼミです。生徒たちは、大阪偕星のマスコットキャラクターを実際にプロの視点から制作するという、貴重な経験をしました。

第1回目では、アコーダー株式会社の講師から、実際に制作したマスコットキャラクターの事例や、デザインにおける重要なポイント、さらには著作権についての話を聞きました。生徒たちは、プロの仕事の奥深さに触れ、キャラクターが誕生するまでのリアルなプロセスを学びました。
続く第2回、第3回では、実際に大阪偕星のマスコットを制作するためのリサーチをメインに行い、リサーチ結果をデザインに落とし込むまでの具体的なステップを体験しました。生徒は初めてのキャラクター制作に悩みながらも、リサーチで得た情報を基にアイデアを練り、デザイン画を何度も描き直しました。キャラクター制作は、単に絵を描くだけではありません。学校の雰囲気やコンセプトを深く理解し、それをどうデザインに反映させるか、生徒たちは他校のパンフレットを調べたりしながら試行錯誤を繰り返しました。この過程で、プロの仕事におけるリサーチの重要性や、デザインに込められた意図を学びました。

ゼミの最後には、これまでの時間をかけて企画し、丁寧にデザインしてきたマスコットキャラクターを、いよいよ発表する瞬間がやってきました。発表の相手は、大阪偕星の広報担当者や専務理事といった、実際に学校のブランドやイメージを担う立場の大人たち。生徒にとっては、まさに“本気の舞台”でした。

緊張しながらも自分たちの思いや工夫を伝える姿は堂々としており、これまでの努力の積み重ねが自信となって表れていました。発表後には、広報の専門的な視点からのフィードバックを直接いただくことができ、「プロの視点で褒めてもらえた」「次はここをもっと工夫したい」といった声が生徒たちの中から上がりました。
自分たちのアイデアが大人に評価され、改善のヒントももらえるという経験は、普段の授業では得られない学びです。最後には「やりきった!」という大きな達成感に包まれ、仲間と共に挑戦した時間が、生徒一人ひとりの成長につながることを実感できる瞬間となりました。

ここから、大阪偕星のマスコットキャラクターが誕生するかもしれません。このゼミでの経験は、生徒たちがプロの仕事の面白さや難しさを知り、将来の選択肢を広げる貴重な機会となりました。本ゼミは今後も継続しての実施を考えております。いつか、大阪偕星のマスコットキャラクターが誕生する日を目指して・・・!!
最後になりますが、
ここまで設計に携わっていただいた、アコーダー株式会社の皆さん、素敵な学びの時間を本当にありがとうございました。

*アコーダー株式会社
長期的なクリエイティブパートナーをコンセプトに、グラフィック・WEB・ロゴ・CG・映像編集・撮影・コピーライティング等の制作から広告への展開まで総合的に取り扱う大阪のブランディング会社。

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