おもゼミ【短歌ゼミ】開講レポート
歌人・上坂あゆ美さんと紡ぐ「言葉」と「生き方」
本校で新たに開講されたおもゼミ。
「おもゼミとは」:生徒一人ひとりの「おもしろい」を起点に、専門家や現場の大人とともに探究を深める少人数ゼミ形式の学びです。生徒が自らゼミを選び、主体的に関わることを大切にしています。(※おもゼミは1学年・2学年の特進コース・文理進学コースが対象の希望制のゼミです)
記念すべき第1弾には「短歌ゼミ」「ピザゼミ」「古着ゼミ」「マスコットキャラゼミ」の4つのゼミが1ヶ月間(週1回)にわたり開講されました。
本日は「短歌ゼミ」について紹介していきます。「短歌ゼミ」では、歌人の 上坂あゆ美さん を講師にお招きしました。
上坂さんは、2022年に第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)でデビューし、現在は短歌のみならずエッセイ、ラジオ、演劇など幅広く活動している歌人の方です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
上坂さんプロフィール:
エッセイ『地球と書いて〈ほし〉って読むな』(文藝春秋) 短歌集 『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)往復書簡『友達じゃないかもしれない』(中央公論新社)Podcast番組 『私より先に丁寧に暮らすな』パーソナリティ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初回の短歌ゼミでは、まず上坂さんが自身の創作や生き方について語ってくださいました。プロの歌人である上坂さんの一言一言に生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
続いて、生徒自身が短歌づくりに挑戦。最初は初めての創作に戸惑い、言葉が出てこず迷っていた生徒たち。しかし、上坂さんのアドバイスに背中を押され、少しずつ筆が動き始めました。
自己を内省し、自分の心の奥底にある感情や考えを短歌に落とし込んでいく。最初はぎこちなかった言葉も、やがて等身大の自分を映し出す鏡となりました。生徒たちは、限られた文字数の中で、自らの感情や日常の風景をどう表現するかを真剣に考え、言葉を選び抜いていきました。
そして、作品が完成するたびに、生徒たちの表情には達成感と自信が満ち溢れていました。この短歌づくりは、単なる創作活動ではなく、自分自身と深く向き合い、新たな一面を発見する貴重な時間となったのです。
最後の回では、それぞれが完成させた短歌を持ち寄り、輪になって詠みあいをしました。
「短歌を詠みあうって新鮮な体験」
「読者に想像させる難しさと同時に楽しさを知れた」
「日常の中の細部に目をつける大事さを知れた」
といった声が生徒からあがり、
会場は温かい空気に包まれました。
短歌を通して自分自身と向き合う貴重な時間。
この「おもゼミ」で、生徒たちはプロの歌人である上坂あゆ美さんとの出会いから、短歌の世界の「リアル」を学び、その奥深さにどっぷりとつかる経験をしました。当初は言葉に詰まっていた生徒たちも、次第に自己の内面を言葉で表現することの面白さに目覚めていきました。「おもろい」を追求し、自らの興味関心を深めるこのゼミでの経験が、生徒たちの未来につながることを願っています。
最後になりますが、
上坂あゆ美さん、素敵な学びの時間を本当にありがとうございました。
次回は「古着ゼミ」の紹介をしていきます。











