【1年生】生きかたゼミを実施しました
2025.7.7
今回は下山田 志帆さんをお招きし、生きかたゼミが行われました。
下山田さんは、株式会社wagamamaの共同代表として、女性のライフパフォーマンスを高めるウェアブランド『OPT』を展開するほか、企業や自治体と連携しながら、DE&I(多様性・公平性・包摂性)推進に取り組んでおられます。
下山田さんからは、まず現在携わっている事業の説明があり、それに携わる想いについて語ってくださりました。
今に至るまでの根源には、幼少期から自分の性(LGBTQ)について悩んでいた過去があったから。
『株式会社wagamama』という社名は「わがまま」はネガティブなモノという定義ではなく「ありのまま」という定義に変えたいと思っている。みんなが「ありのまま=わがまま」で生きられる社会を本気でつくりたいと願った想いが込められている。
日本で過ごした学生時代は、自分の性(LGBTQ)について悩みながらも、当時の日本はまだ「女の子は女の子らしく!おしとやかに」が普通で、自分の性については、隠さないといけないと考えていた。
親との関係性にも悩み、言われて嫌だったことを全て書き並べたこともある。
大学サッカー部では、移動時の服装はレディーススーツにパンプスがルール。
「なんで自分が好きなものを着てはいけないのだろう?」と思っていたが、なかなか理解されることは少なかった。
自分は変な人扱いされているような気がして辛かった。
それがドイツでのサッカー選手時代に自分の当たり前が変わった。
ドイツでは同性婚が認められていて、それが当たり前だった。お互いを認め合う雰囲気があってすごく楽になった。
その時にありのままでプレーする方が良いプレーができると思い、自分の性についてカミングアウトしようという気持ちになれた。
生徒たちには「ぜひWAGAMAMAでいてほしい!普通じゃない。変だと言われても、そのあなたらしさは弱みではないと思うよ!」
という力強いメッセージが贈られました。
プロサッカー選手としての競争の激しい世界の中で、LGBTQ+当事者として感じた生きづらさや葛藤。自分の性と向き合いながらも、「どう生きたいか」を問い続けた経験。そして、家族に思いを伝えたときのこと。
決して平坦ではなかった歩みを、飾らない等身大の言葉でお話しいただきました。
「生きかたゼミとは」
3年間で30人の輝く大人に出会うをコンセプトに、
毎回いろんな方々が大阪偕星に来て、自身の高校時代や
今の生きかたについて語ってもらっています。
「下山田 志帆さん」
1994年生まれ。元女子サッカー選手。株式会社wagamama共同代表。
慶應義塾大学SFCを卒業。2017年〜2023年までの間はドイツのBundesligaや、なでしこリーグでプレーヤーとしてご活躍。2019年春に、日本の現役アスリートとして初めて、同性のパートナーがいることを公表している。
現在は、株式会社wagamamaで、女性たちのライフパフォーマンス向上をサポートするNo Limit wearブランド『OPT』を運営するほか、企業や自治体のDE&I推進の伴走事業を行っている。












