お知らせ

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【1年生】生きかたゼミを実施しました

2025.6.25

今回は新井 博文さんをお招きし、生きかたゼミが行われました。

新井さんからはご自身の今の生きかたについての紹介があり、その生きかたを歩むことになったきっかけについて、とても充実したお話を聞かせていただきました。

 

18歳までやりたいことがなく息詰まっていた!

特に学生時代は「何かめんどくさいと思っていた」「やりなさい!と言われることに反抗ばかりしていた」「たくさんまわりに迷惑をかけた」

この感情ってなんやろ?なんでこう思うんだろう?そう考えてばかりだった。

いま振り返って思い返すとモヤモヤしていることを、自分なりの言葉にしていくことで

「自分」って何者なんだろう?こういう人間なのかもしれない。と自分を知ることにつながっていった気がする。

新井さんは生徒たちに対して

「目標とか夢を持とう!」とか「学校生活に対して真面目に過ごしなさい」とは思わない。

だけど、

「小さな反逆を持とう」

小さな反逆=自分の意志を持つ

なんで?なぜそう思ってるのか?自分は〇〇だと思う。というところまで考えて口に出して言ってみよう。

そんな言葉を投げかけてくださりました。

「学校に対して(自分の意志)言いたいこと」をテーマに生徒と対話するコーナーでは

現在の校則についての質問が多く上がり、その一つ一つの質問に理解、共感した上で

新井さんは、

「いまの自分にとってそれはとても重要なこと。なのかもしれないが

一歩視野を学校の中以外の世界に広げて考えてみたときには、もしかするとすごくちっぽけなことだと気づく。そんなことがあるかもしれない。」

 

新井さんは23歳の時に、「世界一周旅行99万円!!」のポスターをたまたま見かけて初の海外旅行で世界一周旅行に行くことに。それががきっかけで「自分の人生をどうにかしたい!」と思い、自分の中の世界が一気に広がった。と言う。

 

 

世界は、思っているよりもずっと豊かで、

人は思っているよりもずっと優しい

だからこそ、いろんな世界を見て自分の足でその世界に飛び込んで見てほしい

 

そして、

自分の意志を強く持って、自分が大切だと、好きだと思うことに一生懸命に向き合っている人になってほしい。

それが真の「おもろい人」だと思う。

「生きかたゼミとは」
3年間で30人の輝く大人に出会うをコンセプトに、
毎回いろんな方々が大阪偕星に来て、自身の高校時代や
今の生きかたについて語ってもらっています。

 

「新井 博文さん」
1987年生まれ。滋賀県出身。株式会社へラルボニー リテール事業部のシニアマネージャー。

中学生の頃に地元の暴走族に入り、16歳から18歳まで少年院で過ごす。23歳の時、初の海外旅行で世界一周を体験。帰国後、世界一周の船旅を企画するNGOピースボートに就職。その後、北米カナダで生活、一般社団法人シェアリングエコノミー協会の事業開発部長を経て、2021年の株式会社へラルボニーへ入社。現在に至る。

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